東京都立科学技術大学 管理工学科に在学し、テクニカルライティングを専攻。1994年度卒業研究報告書「チャンキングに基づくチュートリアル分析」。
(第1章「緒言」より)
第1章では、本研究を行うに至った同期、目的について述べる。本研究では、認知心理学に基づいて、チュートリアルにおける適切な情報提供量を検証する。製造物責任法の施行が近づき、マニュアルの重要性が一段と高まりつつある。メーカーは、製造物責任法の施行に伴い、製品の見直し、マニュアルへの情報の追加などをしている。マニュアルへの情報の追加だけでは、ユーザーの事故を未然に防ぐことは難しい。その情報が覚えやすい形で提供されてこそ、真のユーザー保護といえる。
表紙・目次 (8ページ)
第1章「緒言」 (10ページ)
第2章「記憶システム」 (7ページ)
第3章「情報レベルの識別」 (10ページ)
第4章「ユーザーの意識調査」 (15ページ)
第5章「現状のチュートリアル」 (17ページ)
第6章「情報量の測定実験」 (52ページ)
第7章「実験データの分析1(理科系大学生の場合)」 (105ページ)
第8章「実験データの分析2(文化系大学生の場合)」
第9章「考察」
第10章「結言」
付属資料